焼きました!もみ殻くん炭

こんにちは。たかさわ農園です。

穏やかな秋晴れの日に、もみ殻くん炭を作りました。

もみ殻くん炭とは
お米の一番外側の殻(もみ殻)を焼いて炭にしたものです。

もみ殻くん炭特徴
・軽くて、土壌の保水力、排水性、通気性を高める。
・アルカリ性のため、土に混ぜることで酸性に傾きがちな土壌を中和する。
・無数の細かい穴が、たくさんの微生物の住処となる。
・主成分の5割程度がケイ酸。その他カリウム、カルシウムなどの微量要素を含んでいる。
・たかさわ農園ではお米も作っているので、もみ殻はタダで手に入る。

もみ殻くん炭使い道(たかさわ農園の場合)
お米の苗を育てる時の土に混ぜて使っています。
先ず、効果を実感するのは「軽量化」です。
育苗箱に土を入れ種をまくのですが、この育苗箱がまあまあ重いんです。しかも数百枚。
もみ殻くん炭を土に混ぜることで、育苗箱の重さが軽くなり身体の負担が軽くなりました。
そして、もみ殻くん炭に含まれる様々な種類の微量要素の効果なのか?
育苗中に病気にかかることもなく、良い苗ができていると感じます。
また、無農薬、無化学肥料での有機栽培で、病害虫に強い野菜を作るためには土づくりは欠かせません。
微生物の住処になり土壌の微生物相が豊かになる効果を期待してもみ殻くん炭は野菜畑にも是非とも使ってみたい資材です。

おまけ
今回もみ殻を焼くにあたって、県、市、消防に確認を取りました。
もみ殻くん炭は農業資材だから野焼きには当たらないため許可はいらないそうです。
もちろん便乗してゴミを焼いてはダメと言われましたが。
次回はこっそり焼き芋🍠を焼いてみようかな。

煙突底部に火をつけ
様子を見ながらもみ殻を足していく
約一時間後
煙突の周りが炭化してきた
数回攪拌し
約5時間後全体が炭化